超絶
日曜のレッスン後に青山のBlueNote東京までPaquito D'Riveraのライブを聴きに行く。何時も御世話になっているshin氏も聴きに行くとの事だったので待ち合わせて御一緒させて頂く。shin氏はNY滞在時にパキートのライブを聴いて衝撃を受けたそうだが自分も衝撃を味わう事になった。
高度なテクニックを駆使しつつも涼しげな顔でいとも簡単そうに音を紡ぎ出してゆく。フラジオの音域でも音色が変わらず細かいパッセージを正確なリズムで演奏する。4拍子であってもリズムセクションはトリッキーな演奏をするので聴いていてもビートを見失いそうになるのだがその上で普通に演奏している,トップクラスのミュージシャンなら当たり前の事なのだろうがトップクラスの凄さを改めて思い知らされる。
そしてクラリネットとサックスを両方が自分のメイン楽器の様に持ち替えている。どちらかがメイン楽器という感覚を持つのが一般的なのだがAltoSaxと2本のClを同じ楽器として演奏している。ちなみに2本のClの種類が分からない。ストレートを2本持ってステージに上がったのでBbClとEbClかと思ったがBbClと低音域の楽器だろうか?このページにライブ映像が載っているので分かった方は教えて頂けないでしょうか。
両方の楽器のバランスをとってマウスピースを口に入れる角度がClとクラシックのSaxの中間になっている。これがパキートの音色を作る一因ではないかと思われる。Saxの音色に関してはクラシック寄りな感覚で音色を作っている様に感じた。ライブ時のセッティングはヤマハの875にメイヤーと思われる,この音色は好み。でもBlueNoteのHPに載っている映像を見ると黒ラッカー(セルマーか?)にメタルのマウスピースを使っているがこの音色は自分の好みに合わない。演奏する音楽やフォーマットに合わせてセッティングを色々と変えているのだろう。
もう1人のフロントのDiego UrcolaもTpとバルブTbを何のウォームアップも無しに持ち替えて演奏している。演奏を聴いているとTpがメインの様だがいきなりTbに持ち替えて普通に吹けるなんて化け物としか思えない。普通なら唇が壊れて全く楽器が吹けない状態になってしまうだろう。
ピアノトリオになった時のリズムセクションは互いに丁々発止しながら盛り上がる白熱の演奏。聴いているだけなのにビートを見失ってしまう程にリズムでも高度会話をする演奏。どういう考え方でそういう演奏が出来るのかshin氏に伺うと全員が同じリズムを中心に据えてその周りで遊び回っているらしい。言われてみると納得。でも分かったからといって出来ない(笑)
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